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官能文学辞典

2011 リレー小説 「まるで滑走路 地獄につづく」
ハート組 ②kaku ③pino ④鹿鳴館執事 ⑤mimi。⑥久美子@MP85


[鹿鳴館執事]

 私が知るかぎり記憶喪失というものは、こうしたものではなかったように思う。自分の名前は思い出せる。今、どこにいるのかも、はっきりと分かっている。私は中央高速を山梨方面に向かっていたのだ。問題はそこからだった。
  山梨方面のどこかに何かを届けに行くはずだったのだ。仕事の納品だったように思う。しかし、そこの記憶がなくなったのだ。自分の年齢、自宅の住所の記憶はある。飼い猫の名前も憶えている。結婚はしていない。夕飯に銀座木綿屋の天ぷらうどんを食べた。中央自動車に入るまでの首都高が事故で渋滞していたために、いつもの倍の時間がかかったのも記憶している。 中央高速に入ってからは車が流れたので、気分直しにとCDをかけた。渋滞情報を聞くためのラジオに飽き飽きとしていたのだ。CDから流れる曲に聞き覚えがなかった。こんなCDがどうして車に入っていたのだろうと思いながら見る景色に記憶がなかった。標識にある地名のいくつかも不可思議なものだった。
  私は軽い眠気を覚えて談合坂サービスエリアに車を入れた。地方からの帰りにトイレ休憩として、しばしば使っていた。馴染みのあるサービスエリアのはずだった。しかし、建物が新しい。まあ、そんなことは珍しいことでもない。施設など気付かない間になくなったり、また、できたりしているものなのだ。近所に突然できた空き地だって、そこに何があったかなど記憶していないものなのだ。記憶なんてそんなものだ。サービスエリアの記憶だって曖昧で当然というものだ。
  車を降りる前にスーツのポケットを調べた。財布はある。念のため中を思い出したが、きっかり三万七千円で記憶とあっていた。財布に免許証があり、その名前が自分の記憶する名前と一致していることに少し安心した。名刺のようなものを探したのだが見つからない。しかし、最近は名刺を持ち歩かないことも珍しいことではなくなっていた。馴染みの取引先に納品に向かうなら名刺を持っていなくても不思議ではなかった。しかし、思い出せないのだ。自分の仕事も、そもそも自分がどこに向かおうとしていたのかも。
  カーナビを使用していないところを見ると、慣れた場所に向かおうとしていたらしい。携帯電話にはたくさんの情報があったが、そこにある名前や住所にはいっさいの記憶がなかった。
  車を降り、フラフラと自販機に向かった。こうしたときには熱いコーヒーでも飲めば落ち着く、そう考えてコーヒーの自販機の前に立ったところで少し悩んだ。自分はコーヒーに砂糖とミルクを入れるタイプだったか入れないタイプだったかが思い出せなかったのだ。どちらと決めない人もいるのだろうが私は決めていたような気がした。決めていたように思うのに、それがどちらだったのかは思い出せないのだ。
  分からないならブラックがいいだろうと機械に小銭を入れた。軽快な音楽が流れ自販機のランプが踊っているが、その様子が私をイライラとさせた。光の点滅が神経を逆撫でするらしいのだ。
  その音楽に合わせるようにして携帯にメールが入った。仕事先から催促のメールでもあれば、どこに向かおうとしているのかを知る手がかりになると思い、あわててメールを開いた。
「帰りに黒焼きのトカゲを買って来るの忘れないでください」
  送って来たのは「と」だった。何といい加減な名前の入れ方なのだろうか。この「と」が誰なのかは思い出せないが、アドレスにそうしたいい加減な名前を入れてしまう自分の癖のことはよく覚えていた。会社の人間なのか、同居する家族はいないはずだったが、何しろ記憶が定かでないので分からなかった。
  コーヒーを飲むと苦かった。どうやら私は砂糖とミルクを入れるタイプの男らしかった。


[kaku]

しかし本当に冷たいコーヒーだ。
販売機の中のポップに騙された。
香るアロマブラック!こう書かれた赤いポップがこの缶の周りに貼り出されていたため
てっきり温かい飲み物だと思ってしまった。良く見るとボタンは青かった。

「きゃっ!」

女性の悲鳴とともに背中をドン!と押された。女性がぶつかってきたのだ。
その勢いで持っていた缶から手にコーヒーがかかってしまい、物凄く冷たい。
「すみません。ちょっとよそ見をしていたもので。手が汚れてしまいましたね。」
そう言うと私の手を取りハンケチで拭こうとした。

「きゃっ!」

今度はなんだ?自分の手を見ると見たこともない痣が浮き上がっていた。
見ようによっては何かの紋章のようにも見えなくもないが私にこんな痣あったのか?

「あ、ああぁごめんなさい。火傷してしまいましたか?」

「いえいえ、これは冷たいコーヒーですし。いやまぁ真冬でもコーヒーはアイスと決めてますので。」

なんだか訳の解らぬ言い訳をしてしまった。
その女性があまりにも美しかったので緊張してしまったのだ。黒のロングコートに皮のパンツ。
色は透き通るように白く、黒くて長いストレートヘアー。手は冷たかったが柔らかく気持ちよかった。
しばし魅入られてしまった。
その女性は何度もすまなそうに謝り去って行った。
折角拭いてもらったのだが手がべとついてしまっている。
私はトイレへ向かった。

トイレの前に浮浪者のような老人が立っていた。体は大きいのだがヨボヨボで髭が伸び放題。
首まで毛が生えていて、まるで全身が毛むくじゃらのような印象だった。
見てはいけないと思ったが目が合ってしまった。
老人はギロッと私を見るなりびっくりしたような顔をして

「ははぁ~~~~っ!!」

と地面に額をこすり付けるほどひれ伏した。
うわっ!頭のおかしい人だ気持ち悪っ!そう思いトイレへ駆け込んだ。
手を洗うか用をたすか一瞬迷ったがとりあえず小の方で用を足していた。
すると誰もいないのにわざわざ隣に青白い痩せた大男が立った。
男はこちらを凝視してポツリとつぶやいた。

「おまえは滑走路を間違えているすぐに引き返せ」

「えっ!?、な、なんですか??」

そう聞き返すのも聞かずに立ち去ってしまった。
私はチョロチョロ中だった為追いかけられなかった。

トイレを終え外に出ると、さっきの美しい女性がベンチで泣いていた。
彼氏と喧嘩してしまいサービスエリアに置いて行かれてしまったらしい。ひどい話だ。
山梨まで帰るとのことだったので乗せてあげることにした。

「っとひどい男だね、あ、私は平、平頼寛。」

「タイラヨリヒロ?頼寛って珍しいお名前ですね。」

「うん、依頼のライに寛永寺のカンと書きます。」

「私は小森。小森永遠。トワは永遠と書きます。」

「えっ?コウモリ??」

「違いますよ!コ・モ・リ!小森です。もう。吸血鬼じゃないんですから!」

彼女に少し笑顔が戻った。記憶がなく目的も解らない旅の友としては申し分ない空気が感じられた。

車に向かって歩くと、さっきの浮浪者風の爺さんが近寄ってきた。まずい。関わりたくない。
爺さんは駐車場からこちらにヨロヨロと歩きながら何か叫んでいる。

「な!なぜそのような者と一緒におられるのですか!!」

なんだ!?また訳の解らぬことを。

「あっ!じいさん危ない!!」

ドンッ!

と鈍く大きな音とともに爺さんが車に跳ね飛ばされた。ピクリとも動かなくなってしまった。

「救急車!救急車!」

誰かが叫んでいた。車を運転していた男が慌てて降りてきた。狼狽しているようだが不思議と冷静に見えた。
そして私の隣の彼女とアイコンタクトを取ったように見えたので

「知り合い?」

と彼女に尋ねたが、無言で首を横に振った。

爺さんは救急車で運ばれ、私たち目撃者も通り一遍の事情聴取を受けて、一通りことは済んだ。
さぁ出発だ。
残金は¥36,850だ。


[pino]

 彼女は、「失礼します」と小声で言いながら助手席に座ると、シートベルトを締めながらクスリと笑った。「平さんのご趣味なんですか」私は、彼女が何の事を言っているのか分からなかった。スーツは洋服の青山で買った安物だが、無難なグレーだし、ネクタイも特別変わった柄でもない。「あっ…」私は思わず声を漏らしてしまった。パンツ。そうだ、股間に大きな文字で暴れん棒将軍と描いてあるお気に入りの一枚だったのを思い出したのだ。股間を左手で隠しながら「いやぁ、これは冗談で…」と言いかけてから、まてよ、パンツなんていつ見られたのだ。と、額の汗を拭いていると、彼女は笑いながら、これ、とカーステレオを指差した。スピーカーからはABKの曲が流れていたのだ。私は恥ずかしくなり、咄嗟に営業の小田が熱狂的なファンでなどと、誤魔化してしまった。記憶が飛んでしまっている事は、彼女には言わない方が良いと私の勘がそうさせたのだろう。彼女の案内で中央道を上野原で降り、道なりに山道を暫く走り続けた。車中では彼女は他愛のない会話にも良く笑う。まるで噺家にでもなったかのように、気持ち良く話をさせてくれていた。ふと背後に違和感を感じ、ルームミラーに視線を移した。
  後ろの車のライトが、右に左に蛇行しながら、やけに距離をつめてくる。私はアクセルペダルを踏む脚に力を入れた。片側一車線のこの道に他に走る車は無い。辺りは街灯ひとつ無く、ヘッドライトに浮かぶガードレールとセンターラインに沿ってハンドルを切っていく。急に無口になった私に、彼女も異変に気がついたようだ。「平さん、怖い…」後ろの車は相変わらず追い抜きもせず一定の距離を保ったまま付いてくる。ハンドルを握る手が汗ばむ。ハイビームにしたライトにドライブインの駐車場が浮かんで見えた。左にウィンカーを出し駐車場に入ってやり過ごす事にした。後ろの車はそのまま通り過ぎていった。「随分乱暴な運転するよな」と呟いて、大きくひとつ息を吐いた。
  「急いでいたんだね。きっと」と、微笑む彼女を見たら急に喉が渇いてきた。辺りを見渡すとドライブインの入り口に明るく浮かぶ自販機が見えた。「何か飲む」と聞くと、「お茶がいいな」とかえってきた。車を降り、自販機の元へ行き、並んだ見本を見た。どれも見たことが無いデザインをしていた。その中から、あたたかい微糖コーヒーとお茶を買い、車に戻ると、暗くて怖いからもう行こう。と半べそかきながら彼女が腕にしがみ付いてきた。お茶を彼女の頬に当て、手渡し、車を走らせた。
  ライトに照らされる樹木がより恐怖感を醸し出していた。幾つかのカーブを過ぎ直線に出たところで、遠く前方にライトに反射するテールランプが見えた。通り過ぎざま一気に血の気が引いていく。停車する車内に、あの爺さんをはねた男が乗っていたのだ。ルームミラーに映るライトがみるみる大きくなる。直ぐに後ろについてきた。アクセルペダルを踏み込み、カーブの度に営業車の細いタイヤが悲鳴をあげる。掌の汗をズボンで拭き、ハンドルを強く握る。左カーブが眼前に迫り来る。このままでは明らかに曲がれない。減速する事も出来ず、そのままのスピードでコーナーに進入した。タイヤの悲鳴が一段と大きくなり、後ろが横に滑り出した。私は咄嗟にハンドルを右に切る。アクセルペダルは踏んだままだ。車がコーナーの出口を向いた時ハンドルを戻し、アクセルペダルを思い切り踏み込んで駆け抜けた。後ろで大きな衝撃音がしたが、停まらずに走った。静かな暗闇に、車のホーンが鳴り響いていた。
残金は\36,610だ。


[鹿鳴館執事]

 最近の日本は、かなり山間部に入っても、注意深く見ると自動販売機が見つかる。そこは見晴らしなんとかと看板があったので、おそらくドライブ中の観光名所かな何かなのだろう。
  私は自動販売機の前のわずかな駐車スペースに車を入れた。舗装もされていないようなスペースで車止めもなかった。そうした駐車場に車を入れるのが苦手だった。運転に自信がないのだ。運転に自信がない。そうだ。私は運転が下手だったのだ。では、今の運転はなんだったのだろうか。そして、私は無意識に逃げようとしたようだが、何から逃げようとしていたのだろうか。
「あたたかいものがいいですか」
  車を慎重に停めて助手席の女に声をかけたのだが、女の姿はそこにはなかった。記憶を手繰り寄せた。コーヒーを買おうとしたところまでの記憶は確かにあった。その後、老人を見た。彼は確かに「お前は滑走路を間違えている」とか、そんなことを言っていた。そして女にぶつかり…
  私は手の痣を見た。トカゲのような痣があった。そこまでの記憶は確かだった。老人が何者かに射殺。そのあたりから記憶が曖昧だった。女は自分はコウモリの者だと名乗った。その記憶も曖昧だ。そして、私のことを「タイラ」と、そう読んだ気がするのだが、この記憶もおかしい。私は「ミナト」だったはずだ。免許書を確認する。やはり、私は「タイラ」ではない。
  コーヒーの自動販売機に小銭を入れると「コーヒールンバ」が陽気なソーラン節のリズムで流れた。
「これ以上やり直すな」
  後ろから声をかけられた。背の高い老人だった。不精髭がたいそう立派に見えた。ボロボロのコートが騎士のマントのようにも見えた。こいつは車にはねられたじいさんに違いないと思いながら淹れたてのコーヒーを自動販売機から取り出した。湯気がたっている。私は夏でもホットを飲むタイプゆえに、冬の深夜のホットコーヒーは何よりのご馳走だった。
「滑走路はどこだったんだ」
  そう言いながら振り返ると、中央自動車道のいつものサービスエリアがそこにはあった。
  見ると、私にぶつかるべき女が止まっていた。
  財布の中身はきっと三万円だ。ここが重要なのだ。しかし、それを確かめる気にはなれなかった。


[mimi。]

2つの記憶が曖昧にからみあっている。薄い膜がかかっている部分と、妙に鮮明な部分もある。財布の中身は3万円でなければいけなかった。やはり確かめてみるか?いやいや、猫をかっていたことも、もしかしたらニシキヘビだったかもしれない。そもそも猫と思っていたものは蛇だったら、もう何も信じることは出来ない。やはり、恐い。今、確かめるのはやめておこう。

熱いコーヒーを口に含んだ。食道から胃へと流れ込んでいく。上手い。とにかく落ち着くんだ。今、何が起こっていても、財布には3万円あるのだ。

ドンと背中に誰かがぶつかった。あの背の高い老人だ。「急げ」コーヒーがこぼれるのもかまわず、老人は強力な力で自販機の裏に私を押し込んだ。老人の腕に抱え込まれるように、自販機に背中を押しつけると金属はぐにゃりと歪み、私たちは内側へと吸い込まれた。

自販機の青い「冷」ボタンが、次々に「温」ボタンに変わっていく。コーラもサイダーも「温」になった。その直後、内側から缶越しに見た景色は強烈だった。なんと、コウモリの者と名乗ったあの女がすごい形相で迫ってきていたのだ。肩に乗せている筒?ありゃあAT4対戦車砲じゃあないか!と思った瞬間に、火が噴いた。
自販機は、素早く水平に構え、急発進をした。言うまでもないが、自販機は走行に適していない。前がまったく見えないのだ。私は、うつ伏せの姿勢のまま、慣れない自販機の走りに身をまかすしかなかった。「右っ、左っ」と眼を閉じたまま呟く老人は、いまやチューバッカのように頼りがいがある。私も習って眼を閉じると、外の景色を感じることができた。
「滑走路に向かい、おぉきく左ぃ」老人の号令に従い、自販機はスピードをゆるめ、左へと向きをかえた。


[久美子@MP85]

 滑走路はどこまで続くのか。そもそも、ここは一体どこなのだろう。ひゅんひゅんと流れていく道路の白線を眺めながら、私はこの非現実から目をそらそうと必死になっていた。
「無駄じゃよ」
  驚いて顔を上げた。目の前には14インチモニタ。つくづく高性能な自動販売機である。最早驚きに慣れた私だったが、モニタに写ったのが、しわくちゃの老婆だったのには流石に違和感を覚えた。
「あなたは?」
「あたしゃダーリンの相方よ」
  老婆が言うと、視線の端でじいさんが親指を立てて見せた。ヒゲだらけの顔をくしゃりと歪ませて、不器用に片目を閉じている。ウインクのつもりなのだろうか。頬が若干赤いようだったが、まあ気のせいだろう。
「さあ、しっかり掴まってな。一気に行くよ」
  老婆の一言に、自動販売機がぶおおんと鼻息荒くスピードを上げた。自動販売機に鼻があるかは知らないが、老夫婦の言うことをとにかくよく聞く、躾られた自販機だった。自販機のスピードが更に上がったと同時に、滑走路が三つに別れた。まさか。ここは高速道路だぞ!
  すると、背後から私達を追っていた女性が急におろおろと蛇行運転を始めた。一気にスピードが落ちる。その瞬間を、老夫婦が見逃すわけがない。気付いた時には、老夫婦は彼女の隣にいた。「危ない!」私がそれを口にする前に、老夫婦は女が身にまとっていたものを全て剥ぎ取った。
  ぎゃあああと世の中を裂くような悲鳴が上がり、女はそのまま暗闇に消え、すぐあとに前方右側から水音が聞こえた。
「さ迷い続けていたって、苦しいだけさ」
  老婆がぽつりと言った台詞の意味を尋ねたが、単なる独り言だったのか答えは帰ってこなかった。
  自販機はそのまま、女が消えた方向とはま逆の左に寄った。
「ほれ、財布を出すのじゃ!」
  じいさんが久しぶりに口をきいた。私は既に混乱の中にいたので、特に疑うでも無くすんなりと財布を取り出すと、一葉が六枚、風に乗って私から離れていった。財布の中身は確かに三万だったが、記憶が正しければそれは諭吉が三枚だったはずなのだが。
  一葉は、私との別れを惜しむように宙を舞い、やがて消えた。不思議と取り戻したいとは思わなかった。
「ここはどこだろう」
「虹の橋じゃ」
  私は笑った。腹がよじれて死んでしまいそうだった。
  もう二度と、私は記憶を取り戻さないだろう。しかしそれで良かったのだ。気が付けば自販機も老夫婦も居なくなっていた。別れた道はそれぞれが独立し、もう視界のどこにも見当たらなかった。
  私はもう過去を振り返ることは無い。今の私に見えるのは、平等に通じる一本の滑走路のみ。
  私の心は凪いでいた。これは安堵なのだろう。そう、私はもうミナトでは無いのだから。



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