【雌】
  Mに対する擬獣化表現で、さらに、淫乱で性欲過剰な様子を加えたいときに用いる。
「この豚が」と、言ったときには、人間以下のものという意味だけが表現される。
  それに対し「この雌豚が」と、言ったときには、人間以下であり、なおセックスのことしか頭にない獣のような存在だ、という意味が加わる。
  人間は基本的に、男より女が性的に強欲であると考えている。さらに、人間よりも動物のほうが性的に強欲であると誤解している。それゆえに、性的に強欲であるという表現のときに、この「雌」を使用するのだ。
  これは誤解だが、その真意などどうでもいいのだ。とにかく、性的に強欲なMと言いたいときには、この「雌」をつけるのだ。
  もちろん表記は「雌」「牝」「メス」と、自由に使うことができる。この表記の使い分けは特別決められていない。

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 ただし、下につけるべき動物には注意しよう。
「この雌豚」「この雌犬」「この雌猫」は、それなりに意味を深めるが「この雌兎」とか「この雌熊」とか「この雌熱帯魚」では、官能小説としての意味は成さない。

 

 

【メープルシロップmaple syrup】
  どんな女性のキスよりも甘いもの。

 
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