【悶え】
  映画タイトル単語。ポルノ映画にとっては、たいせつな単語だった。どんなお堅いものもこの単語をつければ何とかなる。
  若草物語 若草の悶えの物語り
  公的資金 公的資金悶えて使って濡れちゃって
  破産宣告 破産宣告からの悶え
  職業につければそのままタイトルにもできる。悶える女教師・悶える女看護士・悶えまくる女弁護士・人妻の悶え。
  動物の場合は、格助詞をつける。犬と悶える私・猫が悶える人妻を見ていた・悶えた恋子が蛇になる。
  これらは、現在では運用に無理があるため、古語と考えてもいいかもしれない。

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【モノクロ】
  昔のマニア雑誌はカラーページというものが極端に少なかった。三百ページ近くのページ数の中で、十六ページぐらいしかなかったのだ。
  そのため、カラーページにはプロのモデルさんが載り、素人の投稿写真のようなものは本文の白黒のページに掲載されていた。このことから、かつては素人投稿写真のことはモノクロと言われていたのである。
  最近は投稿もカラーで掲載され、雑誌もオールカラーであったりすることから、このモノクロなる業界用語は、すっかり死語となってしまったようだ。

 
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