【団鬼六】
  SM小説の代名詞。おそらく一ページあれば、それが彼の書いたSM作品であると、どんなマニアでも分かるはず。分からないのは彼のせいではなく、それを読んだ人がマニアでないためだ。
  この、小さな量で自分と分からせる技量、これが天才のもつ技量というものなのだ。

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