【正夢】
  夢の中では、しばしば性的欲望が満たされようとするチャンスが訪れる。絶世の美女が下着を脱ごうとしていたり、繁華街に自分一人が全裸で立っていたり、自分を縛りあげた相手が映画俳優だったりするものなのだ。
  しかし、それらの欲望は最後の満足につながることがない。もう一歩のところで目覚めさせられたりする。その部分のみが現実とつながる。
  つまり、正夢とは、いつもあと一歩で行為に及べない現実が夢になったものなのである。
  夢がたまたま現実となることは正夢とは言わず「偶然」と言う。

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【真面目】
  内側にある非理性的行為があまりにも非人間的であるために、他人に知られることを極端に恐れた人の態度。性犯罪者の多くは社会的生活においては「真面目な人」と評価されている。
  真面目は異常性行動の扉である。

 
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