【濃厚な】
  行為の潜在意識の中に愛情があると読者に思いこませたいときに付ける言葉。
「濃厚なキス」「濃厚な愛撫」「濃厚なセックス」
  愛情をともなわない行為にこれを付けると違和感となる。
「濃厚なレイプ」「濃厚な覗き」「濃厚なビンタ」
  これを利用して、本来なら愛情のともなっていないような行為をあたかも愛情があるかのように見せかけるときにも、これが使用できる。
「濃厚な縛り」「濃厚なお浣腸」「濃厚な鞭」
  ただし、最近の官能作家は、これを時間の長さの表現手段として使用しているようだ。
「キス」は一瞬で「濃厚なキス」は五分以上と決めて濃厚な官能小説で使用いるのだ。この使用方法は間違いであるから注意しよう。

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【脳内射精】
  官能文学においてのみ通用する用語である。
  肉体的快感をともなわずに、想像だけで射精する様を言う。
  実際の射精をともなう場合もあれば、射精の感覚だけという意味においても使われることもある。
  ゆえに、この用語は女性にも用いられる。
  ただし、絶頂の最大級ではない。

 
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