胡坐という格好が女にとっては、もう、ものすごく恥ずかしいのです。でも、足を胡坐に縛られているときには、まだ、本当に恥ずかしい部分は床とヘアーで隠されていました。
ところが、その足首の部分の縄が首にかけられて、ころりと後ろにころがされたら、自分でも驚くほど、何もかもが晒されてしまったのです。奥の奥まで晒されるというのでしょうか。煌々と照らされて、きっと、もっとも深い部分まで見られているのでしょう。私が好奇心から鏡をあてて見たよりも、もっと、すごい奥まで見られているのでしょう。
それは恥ずかしいことでした。
ところが、それよりも恥ずかしい事態が起こりました。その体位でしばらく置かれると、お尻の穴が開いてしまうのです。油断すると開くのです。そんなところの奥がどういうことになっているのか、そこにあるものがどんなものなのか、私には分かりません。分かりませんが、それは他人には決して見られていいものではないことだけは分かります。
閉じようとして力を入れるのですが、腰や首や手首が痛くて、その部分に意識を集中することができません。
その上、その恥ずかしいお尻の穴まで弄られ、ついにはそこを犯されても、私は足さえ閉ず、いっさい抵抗することができないのです。なんとも残酷な縛りです。 |