鹿鳴館サロン
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緊縛図鑑

   01. 亀甲縛り
   02. 鞭縄・背晒し
   03. 背負い胡坐
   04. 鞭縄・胸晒し
   05. 狢縛り
   06. 姫泣かせ 
   07. 側面座位尻晒し
   08. 高腕真一文字
   09. 両手前方腕十字
   10. あやめくずし 
   11. 利き手逃がし
   12. 羽交い高手緊縛
   13. 両手後方首十字
   14. 床卍
   15. 胡坐縛り両手閂
   16. 拷問縄・片足胡坐立ち
   17. 拷問縄・絹しぼり
 18. 姫蔓

 

 


17.拷問縄「絹しぼり」


 拷問縄というのは、その昔、遊郭において遊女たちを折檻するのに用いたものだと言われている。折檻の目的は遊女の夢を壊し従順にさせることにあった。ゆえに、折檻はただ苦痛を与えるだけでなく、苦痛以上の屈辱とか、あるいは女としての諦めのようなものを植え付けようとしていたらしい。
  この「絹しぼり」は、緊縛の後で、女の身体を複数の男女が足でころがすことによって苦痛と屈辱を与えるための縛りだったと言われている。これをやられると、足蹴にされる苦痛と屈辱の両方で、たいてい女が、もはや自分が人としてまともに扱ってもらえる存在ではなくなったのだと観念するようになったらしい。

胡坐縛り両手閂


 緊縛されると同時に関節のそこここに痛みがありました。座らされるとその痛みはさらに大きくなり、ころがされたところで痛みは頂点にありました。ところが苦しいのはそこからでした。ねじられた手足はじっとしていると余計に痛いのですが、だからといって、痛みを緩和させようとして、ころがると、さらに痛くなるのです。それなのに、責め手は、その私の身体を蹴るようにして、ころがすのですから、それはたいへんな苦痛でした。


出典『鹿鳴館緊縛図鑑』鹿鳴館編集部 鹿鳴館出版局

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