全裸に襦袢を羽織らされたとき、ああ、今日は美しく縛っていただけるのだと思いました。美しく縛られ、それを愛でられる、それはM女にとっては最高に幸せなときです。
いつものように縛られました。後ろ手ですが腕は伸ばされたまま、そのままうつ伏せに寝かされ足首を縛られました。どこか不自然でした。いつものように全身を縄が這うという感覚がなかったからです。
足首を固定された後、立膝にされました。ああ、こうするために膝は固定されなかったのだと思いました。
その後、背を後ろに反らされると、きつい姿勢になりました。顔は天井を向き、頭が後ろに下がるので首も辛くなりました。その状態で襦袢の前が割られました。コンプレックスのあるおっぱいもおなかも晒されました。
そして、鞭がそのおっぱいやおなかを容赦なく責めたのです。敏感でやわらかい場所です。背中やお尻よりも何倍も痛い場所です。泣きました。叫びました。でも、怖くて倒れることはできないのです。股間に鞭が当たった瞬間には膝を閉じようとも思ったのですが、そんなことをすれば横に倒れてしまいます。倒れれば無防備な私の頭が固いベッドの端にぶつかるかもしれないのです。
倒れることもできず、膝を閉じることもできないまま、私はただじっと鞭の終わるのを待っていました。 |