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【 事 例 】 |
(男性 四十三歳) |
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小学生のときのことです。私は教室でいきなりパンツを下げられました。そうした遊びが流行っていたのです。体育用のパンツはかんたんに膝まで下がり、いっしょに下着も脱げていました。成長していない私の陰部は女の子もいる教室に晒されたのです。
ただ、それは私にとって、そう大きな事件ではありませんでした。実際、私以外にも、そうして陰部を晒してしまった男が少なくなかったからなのです。いえ、もしかしたら当時のクラスの男は全員が一度はパンツを下げられていたかもしれません。もちろん、私が下げる側にまわったことも何度もありました。
そこまでは子供の遊びだったのです。
ところが、ある日、私は聞いてしまったのです。クラスの女の子たちが教室の後ろに集まってコソコソと話をしていたのです。私は机にうつ伏して寝ているふりをしていました。彼女たちは、クラスの男の誰が好きかという話に熱中していたようなのですが、一人の女の子が「でも、大き過ぎない」と、言ったのです。今から思えば、それは身長のことだったかもしれないし、他のことだったのかもしれないのですが、当時の私は彼女たちが見たペニスの大きさのことを言っているのだと思ってしまったのです。
私のことはどう言われているのか、私のは大きいのか小さいのか、それから私はそのことばかりを考えるようになりました。
そして、私は、なぜかクラスの女の子たちが私のペニスが特別に小さいと話をしている様子を空想しながらオナニーするようになったのです。
それから数年後、私は、露出痴漢をするようになっていたのでした。
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