鹿鳴館サロン
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官能文学辞典

   【001】スパンキング(28歳♀)
   【002】殴打(46歳♂)
   【003】接触痴漢(25歳♀)
   【004】露出痴漢(43歳♂)
   【005】塗糞(32歳♀)
   【006】ペット化願望(35歳♂)
   【007】鞭(27歳♀)
   【008】下着泥棒(52歳♂)
   【009】殴打(29歳♀)
   【010】苦痛(33歳♀)
   【011】下着執着(41歳♂)
   【012】ピスマニア(47歳♀)
   【013】緊縛(55歳♂)
   【014】露出妄想(23歳♀)
   【015】家具化願望(39歳♂)
   【016】緊縛(23歳♀)
 


塗糞 【とふん】 【 case_005 】
被虐嗜好 スカトロ系 塗糞

堕落は肉体的快楽を解放するカギとなる。
【 事 例 】 (女性 三十ニ歳)
 期待を裏切らない。おそらく最初は親の、そして、学校の先生の、友人の、社会人になってからも私は期待を裏切らない努力をしてきました。親の望む進学をし、親の望む職業に就き、そして、少しも道を逸れることのない人生を過ごしてきました。
  このまま結婚し子育てをすれば、私の人生は一般的には幸福な人生と言われることでしょう。
  ところが、私は、子供の頃より、自分を汚されたいという強い欲求に支配され続けていたのです。
  最初、私はそれをマゾヒズムだと考えていました。それゆえに、こっそりとSMプレイをしたりしていました。誰にも知られることなく、こっそりと。
  SMプレイは決して嫌ではありませんでした。いえ、むしろ、それは紳士的に私を愛そうとするバカバカしいセックスよりは私を熱中させるものでした。でも、気づいてしまったのです。はじめて男の人に浣腸され、その人の見ている前で排泄し、それを全身に塗られたときに、これこそが私が求めていたものだと感じたのです。頭が真っ白になりました。その後は、もう、手に触れられてさえ快感があったのです。
  行為が終わって家に帰ってからも、私の興奮は醒めませんでした。セックスにもSMにもない興奮の持続でした。その夜に見た両親の顔は滑稽でした。
  あなたの優秀な娘は自分の糞尿にまみれて性的快感を得て帰って来たのですよ、と、言いたい気持ちでいっぱいになりました。そのことが、さらに私を興奮させるのでした。
  幼い頃、みんなと泥遊びをすることさえ不衛生だと止められた娘が、すでにセックスも知る大人の女になって、泥どころか糞尿にまみれて遊んでいるのです。裏切りと堕落、それが私のスカトロジーです。



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